北のアルプスから 2016 初秋ツアーファイナル 0903
2016年 09月 15日
DAY1 新穂高温泉口~双六岳~三俣蓮華岳~黒部五郎小屋
DAY2 黒部五郎小屋~黒部五郎岳~北ノ俣岳~太郎平小屋~薬師峠キャンプ場
DAY3 薬師峠キャンプ場~雲ノ平~雲ノ平キャンプ場~祖父岳~水晶岳~三俣山荘
DAY4 三俣山荘~双六小屋~西釜尾根~新穂高温泉
4日目
このツアーのファイナル。
「まだまだ歩き足りない」と言うのが本音。
でもそういうわけにもいかないので
準備一つ一つにしても噛みしめながら。
この日も3時過ぎには起床。
このツアーでは珍しく朝に湯を沸かしスープをいただく。
あたりはまだ暗い。
明るくなる前に歩き始めたい、午前5時前には出発。
狙っていたわけではなかったが、結果的に槍ヶ岳を眺めながらの
ご来光、雲海、朝焼けなマジックタイム突入。
景色が分刻みで変わっていくので、その度に足を止めては、絶景にため息をつく。
なんなら、景色を見て感動しすぎて涙が出るのをこらえる位
そんな位の景色。
帰宅してから気づいたんですけど、
3日目・4日目あたりから極端に写真の数が少ないのです。
この景色
写真では到底、再現できないし、なんと言うかカメラを向けるのもバカバカしいくらいの景色。
胸に焼き付けるべく、ボーッと眺めてたんでしょうね。
(やっぱ写真に残ってないのも後悔ですが)
この日は三俣山荘から双六岳の巻道を経由して、西鎌尾根へ。
西鎌尾根は槍ヶ岳へ続く稜線。
どんどんと近づく槍ヶ岳。
どっしりとしていて迫力ある。
思えば、この4日間。なんだかんだ景色の中にヤツを見つけるべく探してたな。
ずーっと見られてたな。
目の当たりにすればするほど、やーっぱり登る気にはならない、ますます。
下山途中で会話した人によると
最近では槍ヶ岳も観光地化してる雰囲気で、老若男女問わず
はしごは渋滞。
この日も、彼氏に連れられてきたであろう女子が下りのはしごで足がすくんで
動けなくなり、30分ほど渋滞。
ドンドコ人は山頂に上がるもんだから、山頂も満員御礼だったとか。
無理して登る必要もないのにな。
今のところ、外野で十分です。
眺めてるだけで満足、マンゾク。
双六小屋から西鎌尾根へのトリツキまでは本当に気分のいい道。
このツアーのファイナルにふさわしい道とでもいいましょうか。
と、思っていたら段々と険しい道になると同時に、ヘルメット着用した人たちも。
そんな中、半そで短パン。
下りの分岐となるはずの千丈乗越はまだか。
これじゃーいっそのこと槍ヶ岳、登っちゃうんじゃねーってくらい近づいてしまう。
と、半ばあきらめかけたその時にやっと標識。
確か飛騨沢経由、的なことが書いてあったけどコレ
地図では発見できず、勉強不足。
標識の奥でガスに撒かれている槍ヶ岳は「魔王」と称するに値する風貌。
見てて恐ろしかったわよ。
ちょうど居合わせた方に聞いたらこの道で下れるとのことで一安心。
なんだかよく分からない恐怖感からの解放。
(親子はその後、道を間違えながら藪漕ぎしてましたが)
ここからはどんどん高度を下げていきます。
樹林帯へ突入し、川沿いの道へ。
ここで、恒例の道具の天日干しと足をドボン。
ドボンしても水が冷たすぎてすぐに足を出さなきゃいけないくらいでしたが。
30分ほど居眠り。
槍平小屋到着。
確かこの先は、結構長めだけど公道、いわゆる舗装路になるはず。
なので、エナジードリンク@ ¥500
木漏れ日の中をゆっくりと歩き、いつしか舗装路へ。
この舗装路がこれまた長い。
ホント、いやになるくらい長い。
今後、必要がないのなら2度と歩きたくないくらい長いぞ。
下山口である新穂高ロープウェイに着いたころには
このツアーの終着というよりも、
「やっとたどり着いた」という思いだった。
と、この後
駐車場近くの温泉につかり(外から丸見え)家路につくわけです。
家に帰るまでが遠足ですからね。
終始、天候に恵まれた4日間。
初体験の連泊縦走。
そして北アルプス最深部を堪能。
総括はまた後日ということで。
(覚書)
三俣山荘(4:40)→双六小屋(6:15)→樅沢岳(7:08)→左俣岳(8:28)→千丈乗越分岐(10:10)
→槍平小屋(11:44)→白出沢出合(13:14)→新穂高ロープウェイ(14:30)
CT:約11時間30分
行動時間:約9時間50分
DAY2 黒部五郎小屋~黒部五郎岳~北ノ俣岳~太郎平小屋~薬師峠キャンプ場
DAY3 薬師峠キャンプ場~雲ノ平~雲ノ平キャンプ場~祖父岳~水晶岳~三俣山荘
DAY4 三俣山荘~双六小屋~西釜尾根~新穂高温泉
4日目
このツアーのファイナル。
「まだまだ歩き足りない」と言うのが本音。
でもそういうわけにもいかないので
準備一つ一つにしても噛みしめながら。
この日も3時過ぎには起床。
このツアーでは珍しく朝に湯を沸かしスープをいただく。
あたりはまだ暗い。
明るくなる前に歩き始めたい、午前5時前には出発。
狙っていたわけではなかったが、結果的に槍ヶ岳を眺めながらの
ご来光、雲海、朝焼けなマジックタイム突入。
景色が分刻みで変わっていくので、その度に足を止めては、絶景にため息をつく。
なんなら、景色を見て感動しすぎて涙が出るのをこらえる位
そんな位の景色。
帰宅してから気づいたんですけど、
3日目・4日目あたりから極端に写真の数が少ないのです。
この景色
写真では到底、再現できないし、なんと言うかカメラを向けるのもバカバカしいくらいの景色。
胸に焼き付けるべく、ボーッと眺めてたんでしょうね。
(やっぱ写真に残ってないのも後悔ですが)
この日は三俣山荘から双六岳の巻道を経由して、西鎌尾根へ。
西鎌尾根は槍ヶ岳へ続く稜線。
どんどんと近づく槍ヶ岳。
どっしりとしていて迫力ある。
思えば、この4日間。なんだかんだ景色の中にヤツを見つけるべく探してたな。
ずーっと見られてたな。
目の当たりにすればするほど、やーっぱり登る気にはならない、ますます。
下山途中で会話した人によると
最近では槍ヶ岳も観光地化してる雰囲気で、老若男女問わず
はしごは渋滞。
この日も、彼氏に連れられてきたであろう女子が下りのはしごで足がすくんで
動けなくなり、30分ほど渋滞。
ドンドコ人は山頂に上がるもんだから、山頂も満員御礼だったとか。
無理して登る必要もないのにな。
今のところ、外野で十分です。
眺めてるだけで満足、マンゾク。
双六小屋から西鎌尾根へのトリツキまでは本当に気分のいい道。
このツアーのファイナルにふさわしい道とでもいいましょうか。
と、思っていたら段々と険しい道になると同時に、ヘルメット着用した人たちも。
そんな中、半そで短パン。
下りの分岐となるはずの千丈乗越はまだか。
これじゃーいっそのこと槍ヶ岳、登っちゃうんじゃねーってくらい近づいてしまう。
と、半ばあきらめかけたその時にやっと標識。
確か飛騨沢経由、的なことが書いてあったけどコレ
地図では発見できず、勉強不足。
標識の奥でガスに撒かれている槍ヶ岳は「魔王」と称するに値する風貌。
見てて恐ろしかったわよ。
ちょうど居合わせた方に聞いたらこの道で下れるとのことで一安心。
なんだかよく分からない恐怖感からの解放。
(親子はその後、道を間違えながら藪漕ぎしてましたが)
ここからはどんどん高度を下げていきます。
樹林帯へ突入し、川沿いの道へ。
ここで、恒例の道具の天日干しと足をドボン。
ドボンしても水が冷たすぎてすぐに足を出さなきゃいけないくらいでしたが。
30分ほど居眠り。
槍平小屋到着。
確かこの先は、結構長めだけど公道、いわゆる舗装路になるはず。
なので、エナジードリンク@ ¥500
木漏れ日の中をゆっくりと歩き、いつしか舗装路へ。
この舗装路がこれまた長い。
ホント、いやになるくらい長い。
今後、必要がないのなら2度と歩きたくないくらい長いぞ。
下山口である新穂高ロープウェイに着いたころには
このツアーの終着というよりも、
「やっとたどり着いた」という思いだった。
と、この後
駐車場近くの温泉につかり(外から丸見え)家路につくわけです。
家に帰るまでが遠足ですからね。
終始、天候に恵まれた4日間。
初体験の連泊縦走。
そして北アルプス最深部を堪能。
総括はまた後日ということで。
(覚書)
三俣山荘(4:40)→双六小屋(6:15)→樅沢岳(7:08)→左俣岳(8:28)→千丈乗越分岐(10:10)
→槍平小屋(11:44)→白出沢出合(13:14)→新穂高ロープウェイ(14:30)
CT:約11時間30分
行動時間:約9時間50分
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by
atss
at 2016-09-15 01:30
x
お久しぶりです。
素敵な山歩きですね◎ 見飽きたり、ため息ついたり、涙しそうになったり、何とも羨ましいがぎりです。
楽しく拝見させていただきました。
素敵な山歩きですね◎ 見飽きたり、ため息ついたり、涙しそうになったり、何とも羨ましいがぎりです。
楽しく拝見させていただきました。
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by
keirinyuko at 2016-09-17 02:36
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by
umamai at 2016-09-17 08:35
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by
keirinyuko at 2016-09-19 03:40
by keirinyuko
| 2016-09-15 11:00
| ロングトレイル
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