北のアルプスから2016 初秋 DAY2 0901
2016年 09月 11日
DAY1 新穂高温泉口~双六岳~三俣蓮華岳~黒部五郎小屋
DAY2 黒部五郎小屋~黒部五郎岳~北ノ俣岳~太郎平小屋~薬師峠キャンプ場
DAY3 薬師峠キャンプ場~雲ノ平~雲ノ平キャンプ場~祖父岳~水晶岳~三俣山荘
DAY4 三俣山荘~双六小屋~西釜尾根~新穂高温泉
前日、予想以上に調子が良かったせいか、なぜなのかこの日は反省の1日。
前日の勢いからして
「これは憧れの雲の平まで行けるかも」と
思いつつの6時前出発のまずは黒部五郎岳へ。
今、思うともう1時間早く出発するだけでその後の行程が変わっていたかもなーな
計画性の甘さっす。
黒部五郎岳へは稜線コースとカールコースがあるんですが
その登りやすさとコースタイムからして「カール」コースを選択。
同じくテン泊されてたおじさんに教えてもらったんですけどね。
まー、なんとも雄大でどっしりとした黒部五郎岳。
カールを歩くのもなかなかオツな感じで、
きちんと目印もされてて歩きやすかったです。
黒部五郎岳山頂も早々に次の目的地、北ノ俣岳を目指すこの先の道。
これまたずーっと稜線が見えててワクワクしていたんですけど
な、この後の展開。
その前に、しばらく歩きながら天気も良かったので水で戻しておいたα米。
お湯を沸かすのもめんどくさいし、これはこれで割り切れば別になんともない。
ついでに結露で濡れたテントを乾かす。
これも憧れてた一つ。
1泊だけならこんなことする必要ないんだけど、今日の寝床が早速濡れてたんじゃね。
なんだかのんびりした気持ちで、この行為自体が心地よかったな。
今回使用したテントはLOCUSGEARのクフでシルナイロン製のもの。
いわゆるフロアレスです。
心配した結露問題。
結露はしっかりとしてたんですけど、滴ることはなかったし
テントの形のおかげか滴っても幕を伝うので顔に降り注ぐことはなかったです。
雨だったり、風が強いとどうなってるかわかんないですけど
4日間使用しているうちにこちらもタフになっているので、
なんとかなるかーといった感じです。
で、ここからが2日目の本題になる訳ですが。
稜線とは言えアップのダウンが続くんですねこれが。
で、これかなーと思って登ると
また、次の頂きが見えるといった感じで
なかなかお目当ての北の俣岳にたどり着かない。
それどころか、また登っては下るの繰り返し。
太郎平小屋も見えてはいるけどこれがまた遠い。
体力的な問題もあったんでしょうけど、その前にメンタルがやられている感じ。
「今日はもういいかなー。小屋でビール買って早めの就寝だなー」
とか考えだすと、もう気持ちはそっちに持っていかれているわけで。
贅沢だけど、なんか景色も見飽きた感じになっちゃって。
「いやいや歩くでしょ」
と思いつつも、太郎平小屋に着いたときにはテン場の受付をしていたわけですこれが。
もうね、太郎平小屋の写真も撮ってないもんね、見返すと。
この旅でいくつか発見があったんですけど
太郎平小屋から薬師峠のテン場はコースタイムで20分ほど。
まだ、到着時間が早かったのでお酒類は買わずにテン場で昼寝して
夕方前にもう一度、小屋に行こうと決めてたんですが
暑かったのでサポートタイツを脱いだんですね。
でいわゆる短パン状態で小屋に行ったんですけど、荷物担いでない事を差し引いても
足の運びが軽かった。
これ、もしかしてサポートタイツいらないんじゃ?と思ったのですね。
残りの2日間はもうね、履かなかったんですけど、
どれだけ影響があったかはわかりませんが
快適に感じたのは確か。もう、そう思い込んじゃうんだからしょうがないっすね。
もう、サポートいらないっす。
テン場では寝転がっても山が見える位置に。
ベテラン登山者に
「なんだその薄っぺらいテントは」「いるんだよな、運動靴で登るやつが最近は」
とディスられながらも特に反論することなく
「えへへ」と笑ってやり過ごしながら
「小屋までビール買ってきますが何かいります?」
と愛嬌ふりまいて、お使い代わりにビール1本おごってもらいました。
そういえば、ソロで来てた女性1名と2名で来てたうちの1人がルナソロだったな。
まだ、軽量装備の男子には会わなかったけど。
というか、もっといるのかなー同じ感じの装備の人と思ってたんですけど
まだまだ少数派なんですね。
この日は夕方から風も心地いい感じで、幕を開けたまま就寝。
時々、目が覚めた時には満点の星空でした。
そんな解放感もフロアレステントの魅力かもと思った2日目でした。
(覚書)
黒部五郎小屋(5:40)→黒部五郎岳(7:38)→北ノ俣岳(10:43)→太郎平小屋(12:00)
CT 約6時間45分
行動時間 約6時間20分
テント場 ¥700
ビール ¥600
日本酒 ¥700
改めて振り返ると、まーったくコースタイム通りだし行動時間も少ないな。
でも、この時は雲の平までどれくらいで行けるか(CTは5時間)だったし、メンタル的にも
自信がなかったので。
ま、おかげで3日目は調子を取り戻すって計画で。
DAY2 黒部五郎小屋~黒部五郎岳~北ノ俣岳~太郎平小屋~薬師峠キャンプ場
DAY3 薬師峠キャンプ場~雲ノ平~雲ノ平キャンプ場~祖父岳~水晶岳~三俣山荘
DAY4 三俣山荘~双六小屋~西釜尾根~新穂高温泉
前日、予想以上に調子が良かったせいか、なぜなのかこの日は反省の1日。
前日の勢いからして
「これは憧れの雲の平まで行けるかも」と
思いつつの6時前出発のまずは黒部五郎岳へ。
今、思うともう1時間早く出発するだけでその後の行程が変わっていたかもなーな
計画性の甘さっす。
黒部五郎岳へは稜線コースとカールコースがあるんですが
その登りやすさとコースタイムからして「カール」コースを選択。
同じくテン泊されてたおじさんに教えてもらったんですけどね。
まー、なんとも雄大でどっしりとした黒部五郎岳。
カールを歩くのもなかなかオツな感じで、
きちんと目印もされてて歩きやすかったです。
黒部五郎岳山頂も早々に次の目的地、北ノ俣岳を目指すこの先の道。
これまたずーっと稜線が見えててワクワクしていたんですけど
な、この後の展開。
その前に、しばらく歩きながら天気も良かったので水で戻しておいたα米。
お湯を沸かすのもめんどくさいし、これはこれで割り切れば別になんともない。
ついでに結露で濡れたテントを乾かす。
これも憧れてた一つ。
1泊だけならこんなことする必要ないんだけど、今日の寝床が早速濡れてたんじゃね。
なんだかのんびりした気持ちで、この行為自体が心地よかったな。
今回使用したテントはLOCUSGEARのクフでシルナイロン製のもの。
いわゆるフロアレスです。
心配した結露問題。
結露はしっかりとしてたんですけど、滴ることはなかったし
テントの形のおかげか滴っても幕を伝うので顔に降り注ぐことはなかったです。
雨だったり、風が強いとどうなってるかわかんないですけど
4日間使用しているうちにこちらもタフになっているので、
なんとかなるかーといった感じです。
で、ここからが2日目の本題になる訳ですが。
稜線とは言えアップのダウンが続くんですねこれが。
で、これかなーと思って登ると
また、次の頂きが見えるといった感じで
なかなかお目当ての北の俣岳にたどり着かない。
それどころか、また登っては下るの繰り返し。
太郎平小屋も見えてはいるけどこれがまた遠い。
体力的な問題もあったんでしょうけど、その前にメンタルがやられている感じ。
「今日はもういいかなー。小屋でビール買って早めの就寝だなー」
とか考えだすと、もう気持ちはそっちに持っていかれているわけで。
贅沢だけど、なんか景色も見飽きた感じになっちゃって。
「いやいや歩くでしょ」
と思いつつも、太郎平小屋に着いたときにはテン場の受付をしていたわけですこれが。
もうね、太郎平小屋の写真も撮ってないもんね、見返すと。
この旅でいくつか発見があったんですけど
太郎平小屋から薬師峠のテン場はコースタイムで20分ほど。
まだ、到着時間が早かったのでお酒類は買わずにテン場で昼寝して
夕方前にもう一度、小屋に行こうと決めてたんですが
暑かったのでサポートタイツを脱いだんですね。
でいわゆる短パン状態で小屋に行ったんですけど、荷物担いでない事を差し引いても
足の運びが軽かった。
これ、もしかしてサポートタイツいらないんじゃ?と思ったのですね。
残りの2日間はもうね、履かなかったんですけど、
どれだけ影響があったかはわかりませんが
快適に感じたのは確か。もう、そう思い込んじゃうんだからしょうがないっすね。
もう、サポートいらないっす。
テン場では寝転がっても山が見える位置に。
ベテラン登山者に
「なんだその薄っぺらいテントは」「いるんだよな、運動靴で登るやつが最近は」
とディスられながらも特に反論することなく
「えへへ」と笑ってやり過ごしながら
「小屋までビール買ってきますが何かいります?」
と愛嬌ふりまいて、お使い代わりにビール1本おごってもらいました。
そういえば、ソロで来てた女性1名と2名で来てたうちの1人がルナソロだったな。
まだ、軽量装備の男子には会わなかったけど。
というか、もっといるのかなー同じ感じの装備の人と思ってたんですけど
まだまだ少数派なんですね。
この日は夕方から風も心地いい感じで、幕を開けたまま就寝。
時々、目が覚めた時には満点の星空でした。
そんな解放感もフロアレステントの魅力かもと思った2日目でした。
(覚書)
黒部五郎小屋(5:40)→黒部五郎岳(7:38)→北ノ俣岳(10:43)→太郎平小屋(12:00)
CT 約6時間45分
行動時間 約6時間20分
テント場 ¥700
ビール ¥600
日本酒 ¥700
改めて振り返ると、まーったくコースタイム通りだし行動時間も少ないな。
でも、この時は雲の平までどれくらいで行けるか(CTは5時間)だったし、メンタル的にも
自信がなかったので。
ま、おかげで3日目は調子を取り戻すって計画で。
by keirinyuko
| 2016-09-11 15:16
| ロングトレイル
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